あなたの腰はどれ?腰痛の種類と原因
腰痛の種類と原因
Q「腰痛は腰痛でしょう??」
A「いいえ、いろんな種類があるんです!」
腰痛と聞くと純粋に「腰が痛い」とだけ思われているかたはいませんか?そんなあなたはおそらくこれまで腰痛で悩まされたことがない方、もしくは最近になって腰痛で悩み始めた方なのではないでしょうか?
今回は腰痛について少し理解を深めることからお話ししていきます。
腰痛に悩む日本人の数は、ここ数年1000万人超で推移しているそうです。 つまり、 約10人に1人 が腰痛持ちです。 腰痛の原因は、腰の骨や筋肉の障害、ストレス、内蔵の病気、生活習慣など様々ですが、全て合わせると 日本人の80~90% が一生に一度は腰痛を経験すると言われています
平成19、22、25年には、病気やケガに関する調査も行われました。 腰痛に関連する調査結果を紹介します。 腰痛全体の約85% は、レントゲンなどの画像検査では腰に明らかな異常が見られない 非特異的腰痛 (腰痛症)であります。レントゲンやMRI画像でみてもヘルニアや狭窄症などの明らかな異常がないものは画像上では「腰痛」の原因がわからないのです。
厚生労働省が実施した国民生活基礎調査(2013年)によると、腰痛は日本人の自覚症状の第1位であり、人口の約9%が何らかの腰痛症状を持つという。 国民生活基礎調査(2013年)によれば、日本人の自覚症状の第一位は「腰痛」なのだそうで、人口の約9%が腰痛症状を持っているそうです。
今回はこの腰痛の中で最も多いお悩みの「慢性腰痛」について簡単にお話いたします。
慢性腰痛の多くは、筋・筋膜性腰痛(筋肉性腰痛)と呼ばれ、
普段の姿勢や筋肉の疲労状態、筋力や柔軟性の低下が起因して筋肉を包む膜(筋膜)を損傷して起こるのがおもな特徴です。しっかりと治療しなければ繰り返し悩まされる症状です。
筋・筋膜性腰痛は大きく分けて3つのタイプに分かれます。
①屈曲タイプ(曲げる)
②伸展タイプ(伸ばす)
③回旋タイプ(回す)
それぞれどの動きで腰の痛みが増悪するのかによってどのタイプの腰痛か考えていくのが簡単な見極め方になります。
あなたの腰痛はどの動きで一番痛みが来ますか?
ここを自分で理解しておくとあなたが専門家に腰痛治療を依頼する際にとてもスムーズに検査ができますし、治療方針も決まりやすいです。そしてなによりもあなたがご自身の腰痛と改善するまでうまく付き合っていくための必要な知識です。まずはご自身の腰がどうなっているのか、ご自身で確認することからしっかり理解を深めましょう。
次回は慢性腰痛のタイプ別のセルフケア方法をご紹介してまいります。
「高井戸・浜田山」の腰痛、美容鍼 はりきゅう治療院 純縁堂 院長 岡村